日中カップルの日本側入籍手続き
みなさんこんにちは、小萌です。
今日はわたしたち夫婦が日本で先に入籍した経験をお話したいと思います。
日本人と中国人が国際結婚する際に、日本と中国どちらで先に入籍するか考える必要があるカップルはたくさんいますよね。
・中国人のお相手と日本での結婚を考えている。
・日本と中国どちらで先に入籍するか迷っている。
そんな方々に読んでいただきたいです!
日本と中国どちらで先に入籍すべき?
絶対にこちらがいい!という明確な答えはありません。
ふたりのライフスタイルに合わせて、日本と中国どちらの入籍を先にするか話し合って決めましょう。
わたしたちはお付き合い当時は日本で生活しており、ふたりとも仕事をしていたのでとくに迷うことなくまずは日本で婚姻届を提出しました。
メリットやデメリットはある?
日本で先に入籍するメリットとしては、
中国まで行く必要がない。
ということが挙げられます。
お互いに日本で働いているとまず中国へ行くために会社の休みが取れるのか、という問題がありますよね。休みが取れたとしても結婚の手続きのために中国まで行くのは、金銭的、体力的な負担になります。一方、自分たちが住んでいる地域の役所で婚姻届を提出することはさまざまな負担の軽減となります。
では続いてデメリットです。
結婚証がもらえない。
中国で結婚の手続きをすると結婚証が発行されます。国際結婚でも同様です。
ふたりのツーショット写真が貼られた結婚証は間違いなく一生の記念になるでしょう。
結婚証が必要であれば先に中国で手続きを
結婚証は先に国外で婚姻関係になっている夫婦には発行されません。結婚証がほしいなら先に中国で手続きしましょう。あとから「結婚証ほしかったな...」と思ってももう遅いですよ!
結婚証を持っている人がちょっと羨ましかったりするので、これから結婚の予定がある方はよく考えてくださいね。
結婚証がないと中国で困る?
結婚証がなくても、中国で困ったことはありません。
中国で生活していると結婚証が必要になってくる場面も出てくるかと思いますが、婚姻届を提出した役所が発行してくれる婚姻受理証明で代用できます。
婚姻受理証明は外務省と中国大使館で認証してもらう必要があります。(外務省→大使館の順番で認証)
認証印があることで中国でも公的な書類として認められるのでお忘れなく。
いざ婚姻届提出へ!必要な書類は?
日本で先に入籍することになったら必要な書類を用意しましょう。国際結婚は日本人同士の結婚とは少し違います。
外国籍の人が日本で結婚するには、母国で発行された書類が必要です。
婚姻届や戸籍謄本(必要に応じて)などの基本書類に加えて、以下の書類が必要になります。
・パスポート
■日本で用意するもの
・婚姻要件具備証明書(独身証明書)
→大使館または領事館で申請
■中国で用意するもの
・親族証明翻訳公証
・出生証明翻訳公証
上記以外の書類が必要なこともあるので、まずは婚姻届を提出する予定の役所に電話して必要な書類を聞きましょう。ホームページにも情報は載っていますが、やはり一度電話して確認するのがベターです。
注意点
日本で先に入籍する際はぜひ時間に余裕を持って準備してください。
なぜかというと、中国から届くはずの書類がいつまで経っても届かないからです。日本で生活している場合には、それらの書類を中国にいる家族に代理で申請してもらうことになると思いますが、相当待つことを覚悟しておきましょう。
同じような経験をした日中夫婦も少なくないと思います。
「婚姻届は絶対にこの日に提出したい!」という希望があるならなおさら早め早めに準備したほうがいいです。
書類の準備期間として2〜3ヶ月を見ておきましょう。
中国でも手続きを
日本で先に入籍した場合は、中国人配偶者の戸籍の結婚歴が未婚になっているのを既婚に書きかえる必要がありますがとくに急ぐ必要はないと思います。
わたしたちは結婚して2年ほど経って中国に越してきて、子どもの戸籍登記をするときになって夫の戸籍もやっと既婚になりました。
まとめ
日本と中国どちらで先に結婚したからといって、困ることはとくにないかと思います。自分たちの生活様式に合わせて、日本で先に入籍するか、中国で先に入籍するかをふたりor両家の家族とよく話し合ってみてください。
・「仕事が忙しくて中国まで行けない」というカップルは日本で入籍。
・結婚証がほしいカップルは中国で入籍。
おおざっぱですが、どちらで先に入籍するかを考えるひとつのポイントになると思います。
国際結婚は特殊ですから、時間に余裕を持って行動することをおすすめします!
今回はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました♪